高校日本史B
5分で解ける!奈良時代1に関する問題
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解説
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練習の解説授業
流通させようとして失敗した和同開珎
元明天皇の時代は、 藤原不比等 が政権を握っていました。
その元明天皇の治世において、708年、流通を目的に鋳造された 和同開珎 が作られました。
しかし、この和同開珎は、あまり流通しませんでした。
平城京に遷都し、そこで歴史書が作られた
その後、710年に、都を大和の 平城京 へ遷都します。
この平城京で、日本最古の歴史書である 古事記 が完成しました。
元明天皇に代わって元正天皇が即位した後、 日本書紀 も完成しています。
「記」と「紀」の字の違いに注意しましょう。
長屋王が、開墾を促す政策を打ち出した
元正天皇の時代でも政権を握っていた藤原不比等が亡くなると、 長屋王 が政治の実権を握ります。
長屋王は、口分田の不足を補うために打ち出した百万町歩開墾計画が失敗すると、さらに開墾を促すために 三世一身の法 を出しました。
今回は、奈良時代における中心人物の一人である 聖武天皇 の時代の少し前の話でした。
都を変え、新しい土地制度を出し、そして様々な改革を行う聖武天皇の時代に繋がっていく部分となります。
練習問題で、2人の女帝、元明・元正天皇の時代を振り返っていきましょう。