高校日本史B
5分で解ける!奈良時代3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
奈良時代1・2の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
問題2(2)
日本書紀編纂の中心人物は、 舎人親王 です。
ヒントとして、「皇族」で、「天武天皇の息子」であることがあげられています。
そして、天皇の子どものことを「親王」と言います。
ちなみに、 日本書紀 の完成は720年、それより前に造られた 古事記 の完成が712年です。
混同しやすいので、年号と一緒に覚えておきましょう。
問題2(3)
藤原四子の後で実権を握った橘諸兄を補佐したのは、遣唐使から帰国した 玄昉 (げんぼう)と 吉備真備 (きびのまきび)です。
これを快く思わなかった 藤原広嗣 が、彼らを排除しようと、大宰府で反乱を起こしました。
問題2(4)
聖武天皇と橘諸兄は、仏教によって国を治める鎮護国家思想をもとに政治を行いました。
全国各国に寺・尼寺を建立することを命じた 国分寺建立の詔 、大仏を造ることを決めた 大仏造立の詔 が代表的です。
大仏は、問題文にもあるように、最初は紫香楽宮に建設することになっていましたが、結局、平城京の東大寺に造られることになりました。
この問題は、あれ? と思った人もいるかもしれません。
710年、前の藤原京から平城京に遷都したのは、奈良時代の最初に勉強する天皇である 元明天皇 です。
この元明天皇の代で政権を担当していたのは、 藤原不比等 でした。
いつの天皇の時に遷都が行われたのか、少し難しい問題ではありますが、この機会に覚えておくと良いでしょう。