高校日本史B
5分で解ける!奈良時代3(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
奈良時代1・2の確認テスト【正誤問題(4択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
先に結論を言ってしまうと、誤りの選択肢は②です。
イの寺院は図の左側にあるので左京と勘違いしてしまいそうですが、左京と右京は「 天皇のいる平城宮から見て左、右 」なので、図の左右とは逆になります。
イの寺院が位置するのは右京ですから、②は誤っています。
ちなみに、「二条六坊」というのは、「上から数えて2つ目、真ん中の朱雀大路から数えて6つめの区画」という意味になります。
イがあるのは、右京の、「上から数えて6つ目、真ん中の朱雀大路から数えて2つめの区画」なので、正確には「右京六条二坊」に位置しています。
①③④はすべて正しい選択肢となっています。知識の確認として、もう一度見直しておくとよいでしょう。
①にあるように、アは平城宮で、天皇が住む内裏(だいり)や、お役所などがある政治の中心地でした。
③に書かれている市司(いちのつかさ)は、市場を管理する役人のことです。これは、少し細かい知識です。
最後、④にあるように、平城京の真ん中を南北に貫く道路を朱雀大路と言います。横幅が70~80メートル、長さは4キロメートル近くもあったようです。
今回、最後に地図の問題が出てきましたが、このような問題は一回自分で書いてみると、すっと覚えられたりします。
時にはこのように図を写したり簡単な地図を書いてみたりすると、効率よく勉強を進めていくことができます。
今回は、いつもの選択問題とはちょっと違う、図を用いた問題です。
「誤った選択肢を選ぶ」ということにも注意しましょう。