高校日本史B
5分で解ける!奈良時代4に関する問題
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練習の解説授業
大仏が完成! 唐から鑑真も来日した
孝謙天皇の時代に、聖武天皇が造立を始めた東大寺大仏が完成し、完成式典である 開眼供養会 (かいげんくようのえ)が行われました。
また、翌年には唐から、有名なお坊さんであった 鑑真 が来日しました。
次々起こる、政治権力争い
孝謙天皇の頃から政治の中心にいた藤原仲麻呂は、淳仁天皇に代わった後、 恵美押勝 という名を天皇から賜り、更に強い権勢を奮っていきました。
しかし、孝謙上皇と仲が良かった 道鏡 が台頭するにつれ、押勝は没落し、これを不満に思った押勝は内乱を起こしました。
これが 恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱 です。
勝利した道鏡はさらに力を伸ばし、宗教の世界のトップ、 法王 という称号を得るまでになります。
道鏡は天皇になろうとしましたが、そのために利用した神託が嘘であることが 宇佐八幡信託事件 で明らかになり、失敗に終わりました。
誰がどう権力を握ったか、権力者が藤原氏なのかそうでないのか、天皇との関係はどうだったか、などを押さえると、スムーズに覚えていくことができるでしょう。
ここから練習問題です。
大仏などの仏教に関わる話と、政治権力争いの話をメインに振り返っていきましょう。