高校日本史B
5分で解ける!平安時代2に関する問題
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解説
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練習の解説授業
藤原氏の権力掌握
藤原氏は、権力を争う他氏を排斥すると同時に、自身が天皇の外祖父となることで、政治に介入する 外戚 政策で権力を振るいました。
藤原良房は人臣として初めての 摂政 に、 藤原基経 は初の関白に就任しました。
藤原良房の時代のできごと
833年に、養老令の官選注釈書 令義解 が完成しました。
良房は、他氏排斥にも活発で、 承和の変 で橘逸勢らを、 応天門の変 で伴善男らを排斥しました。
藤原基経の権力掌握と、宇多天皇の治世
基経は光孝天皇の実質的な関白として権力を握りましたが、次の宇多天皇は藤原氏の介入を嫌ったため、天皇に対する示威事件である 阿衡の紛議 などで基経と衝突しました。
基経が没すると、天皇は 菅原道真 を蔵人頭に任命し、道真は遣唐使廃止の建議を出すなど活躍しました。
前回、桓武天皇と嵯峨天皇が活躍した後、今回は藤原良房や藤原基経が活躍する時代を見てきました。
この後、醍醐・村上天皇が活躍する時代を経て、また藤原氏が活躍する時代になっていきます。
長い平安時代の中で、今どの辺りを勉強しているのか、という意識を常に持っていくようにしましょう。
練習問題で、授業の内容を復習しましょう。