高校日本史B
5分で解ける!平安時代3(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
平安時代1・2の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
桓武天皇は寺社が政治に介入することを嫌い、784年に山城国の 長岡京 に遷都を行いました。
しかし、都を造る責任者である造宮使である藤原種継が暗殺されるなど凶兆が続き、わずか10年後の794年、同じ山城国の 平安京 に再び遷都しました。
問題1(2)
嵯峨天皇は、天皇の機密文書を扱う 蔵人所 を設置し、長官である蔵人頭には 藤原冬嗣 が就任しました。
冬嗣から藤原氏が政治の実権を握る時代が始まります。
ちなみに、この藤原冬嗣は、藤原四家のうち、北家の人です。
問題1(3)
嵯峨天皇の先代である 平城上皇 は、もともと天皇に即位してすぐ、病気になって譲位を行っていました。
そこで、平城上皇は病が癒えた後、平城京で嵯峨天皇に代わって再び政治を執ろうと考え、 藤原薬子 とその兄である 藤原仲成 と組んで反乱を起こします。
これが 薬子の変 です。
この乱で嵯峨天皇・藤原冬嗣側が勝利し、二人が権力を固めていくことになります。
問題1(4)
藤原氏は権力を争う他氏を排斥し、自身の娘を天皇家に嫁がせることで天皇の 外戚 (もしくは、外戚の中でも母方の祖父を指す「 外祖父 」でも正解)となり、 摂政 や 関白 の位に就きました。
人臣最初の摂政は 藤原良房 、そして歴史上最初の関白は良房の後を継いだ 藤原基経 です。
平安時代前半の確認テストです。
桓武天皇・嵯峨天皇の時代と、その後藤原氏が台頭してきた流れを、しっかりと復習していきましょう。