高校日本史B
5分で解ける!平安時代3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
平安時代1・2の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)(2)
桓武天皇は797年、国司の監査を行うために、 勘解由使 を設置しました。
国司の引き継ぎ文書である解由状を使って監査を行いました。
嵯峨天皇は、都の治安維持のために 検非違使 を設置しました。
この2つの役職は、同じ漢字四字、どちらも「使」で終わることから間違えやすいので気をつけましょう。
問題2(3)
桓武天皇は、蝦夷討伐のために 坂上田村麻呂 を征夷大将軍に任命します。
坂上田村麻呂は、多賀城の北に胆沢城を築き、東北支配の役所である鎮守府を、多賀城から胆沢城へと移しました。
ちなみに、多賀城は現在の宮城県、胆沢城は現在の岩手県に当たります。
地図でも確認しておきましょう。
地図にもあるように、坂上田村麻呂は胆沢城の更に北に、志波城を築いています。
ただ、この志波城には、鎮守府は移されていません。
問題2(4)
藤原良房は他氏排斥に積極的で、まず 承和の変 で橘逸勢や伴健岑を排斥しました。
実質的に摂政となっていた良房は、 応天門の変 で 伴善男 に応天門に放火した罪を着せ、配流させました。
この事件後、良房は正式に摂政に就任することになります。
次は問題2、一問一答形式の問題です。
(1)~(3)は、天皇が設置した律令制定後に新たに設置された役職である令外官に関する問題、(4)は藤原良房の他氏排斥に関する問題です。