高校日本史B
5分で解ける!平安時代6(第3問)に関する問題
- 問題
- 問題
- 問題
この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
平安時代4・5の確認テスト【正誤問題(四択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
今回は、 誤っている選択肢を選ぶ 問題です。
それぞれの人物と出来事の関係がしっかりと押さえられていたでしょうか。
まず答えから言うと、誤っている選択肢は④です。
藤原頼通の治世に起こったのは、 後三年の合戦 ではなく 前九年の合戦 です。
前九年の合戦が起きたのは1051年で、このような戦乱が起きたり、疫病がはやったりしていたことから、頼通は翌年(1052年)に、選択肢③にある平等院鳳凰堂を建立します。
ちなみに、後三年の合戦は後の白河天皇の治世で起こっています。
後三年の合戦後、東北の平泉で、奥州藤原氏が繁栄することになります。
①・②の選択肢はいずれも正しい内容です。
①にあるように道長は法成寺を建て、そのことから「御堂関白」とも呼ばれましたが、道長自身は正式に関白にはなっていません。
今回で「原始・古代」の章は終わりです。
一番最初の原始の内容から今までの内容を完璧に覚えている、という人はいるでしょうか。なかなかいませんよね。
今は覚えていても、新しいことを学ぶにつれて忘れていくのは当然です 。
ですから、 定期的に前の内容を見直して、苦手だったな、というところを思い出すようにしましょう 。
摂関政治の全盛期、藤原道長と頼通の治世に関する問題です。