動く点Ｐ、点Ｑの文章問題を解こう。
ポイントは以下の通り。 変域がテーマになったら、グラフをかいて整理 しよう。

「変域」というのは、「変化する範囲」のことだね。
では、ｘの変化する範囲はどうなるだろう。

点Ｂを出発した点Ｐは、１秒、２秒と進んでいって、２０秒後に点Ａに到着するね。
点Ｑも同様に、２０秒後に点Ｃに到着するよね。
だから、０秒から２０秒までが、ｘの変域になるよ。

それでは、ｙの変域はどうなるだろう。
「ｘの変域が分かっていて、そこからｙの変域を求める」。こんな問題を解くときは、そう、「グラフをかく」んだったね。

グラフをかいて、(1)で求めたｘの変域をかき入れると、図のようになるよね。
すると、 ｙの値はｘ＝０のときに最小、ｘ＝２０のときに最大 になることが目に見えて分かるね。