高校日本史B
5分でわかる!荘園の発生
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この動画の要点まとめ
ポイント
荘園の発生
これでわかる!
ポイントの解説授業
墾田永年私財法で、初期荘園が誕生!
荘園とは、私有地のことです。
荘園が生まれたきっかけは、奈良時代の743年に出された、 墾田永年私財法 です。
この法律では、自分で開墾した土地の永久私有が認められました。
こうして生まれたのが、 初期荘園 です。
この頃は、多くは大貴族や大寺社などが初期荘園を経営していました。
ただしこの初期荘園は、作ったものが課税の対象となる、輸租田でした。
しかし、初期荘園はだんだんと廃れていき、また、醍醐天皇が出した延喜の荘園整理令などで無くなっていきます。
その後、前回扱った土地制度の大転換に伴い、荘園の形は大きく変わることになります。
今回は、荘園公領制の2回目、前回は 公領 、つまり公的な土地について学びましたが、今回は 荘園 、つまり私有地について学んでいきます。
まず1つ目のポイントは、荘園自体がどう生まれてきたかについて、見ていきましょう。