高校日本史B
5分で解ける!荘園公領制2に関する問題
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解説
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練習の解説授業
墾田永年私財法で初期荘園が生まれた
私有地である 荘園 は初め、墾田永年私財法により生まれました。
この頃の荘園を 初期荘園 と言います。
田堵が開墾した土地を都の有力者に寄進し、寄進地系荘園が生まれた
国司が有力農民である 田堵 に土地の支配を任せるようになると、田堵のなかでも特に大規模経営を行っていた大名田堵などが土地を開墾し、 開発領主 となります。
彼らは土地を有力な貴族などに寄進することで、現地の管理人である 荘官 となりました。
寄進地系荘園の仕組みをおさらいしよう
荘官 は、現地の田堵と契約して、米の 年貢 ・米以外の 公事 を納めさせ、 夫役 という労役を課しました。
荘官は、土地を有力者に寄進した見返りとして、土地の税を免除される 不輸の権 、役人の立ち入りを拒否する 不入の権 を得て、国司からの圧力を回避していました。
前回の公領に関する内容と合わせて、荘園公領制を見てきました。
この分野は、問題を解いてしっかりと確認することがとても大切です。
次回の確認テスト回にも取り組んで、学んだ知識を定着させていきましょう。
では、練習問題で今回学んだ内容を確認していきましょう。