高校日本史B
5分でわかる!院政
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この動画の要点まとめ
ポイント
院政
これでわかる!
ポイントの解説授業
院政は、天皇を譲位した後の上皇が行う政治のこと
まず、 院政 の主役である 上皇 (じょうこう)という言葉をしっかりと理解しましょう。
天皇が次の天皇に位を譲ることを 譲位 (じょうい)といいます。
譲位して天皇を引退した人は、正式には 太上天皇 (だじょうてんのう)と呼ばれます。この太上天皇を略して「 上皇 」と呼ばれていたのです。
また、この上皇が世俗を離れて、仏教の道に入ると、 法皇 とも呼ばれました。
例えば、 白河天皇 が次の堀河天皇に 譲位して白河上皇となり 、さらに 出家して白河法皇とも呼ばれるようになった 、ということです。
そして、平安時代の終わりごろに、この上皇が、自ら政治を行っていくことになります。
この、天皇を譲位した後の上皇が行う政治のことを、 院政 と呼びます。
今回は、平安時代の最後の100年間くらいの政治体制である、 院政 (いんせい)の内容についてみていきます。
まず1つ目のポイントでは、そもそも院政とは誰が行った政治なのか、について勉強しましょう。