高校日本史B
5分で解ける!院政2に関する問題
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解説
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練習の解説授業
白河天皇は僧兵の強訴に悩まされた
8歳の堀河天皇に譲位した後、院政を開始した白河上皇でしたが、延暦寺や興福寺などの 僧兵 が行った、力ずくの要求である 強訴 には悩まされました。
白河上皇が警備のために雇った兵力を、北面の武士といいました。
そのうちの一人、 平正盛 は出雲で源義親の乱を鎮圧しました。
ここから、平氏と呼ばれる人々が台頭していくようになります。
鳥羽法皇の死後に起きた保元の乱、後鳥羽上皇のもとでおきた平治の乱
鳥羽法皇の時代には 平忠盛 が瀬戸内海の海賊を討伐したことで昇殿を許されました。
その鳥羽法皇が亡くなると、崇徳上皇と後白河天皇が継承権のために対立し、 1156年 に 保元の乱 が起こりました。
勝利した後白河天皇が院政を始めようとした 1159年 、今度は 平清盛 と源義朝が対立し、 平治の乱 が起こりました。
この平治の乱で勝利した平清盛が、このあと権力を握っていくことになります。
院政では、3人の上皇や、保元の乱・平治の乱という戦いなど、似たような単語が多く出てきます。
覚えにくいかもしれませんが、まずは誰の次に誰が権力を握ったのか、戦いで勝ったのは誰か、というところから覚えて、だんだん細かい部分も覚えられるようになっていくと良いでしょう。
練習問題で、院政が行われた時期に起きた出来事を確認しましょう。