高校日本史B
5分で解ける!鎌倉時代4 鎌倉幕府の政治1に関する問題
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
鎌倉時代の全体像「将軍→執権→得宗」
鎌倉時代の政治は、大きく3つの時期に分けられます。
初期は 将軍 による独裁、中期は 執権 による政治、後期は北条氏の 得宗 による専制政治が行われました。
執権 、 得宗 はいずれも、北条氏が就いた地位です。
初代執権 北条時政の時代
初代将軍の源頼朝が亡くなった後、2代将軍 源頼家 は北条時政によって将軍の座を追われてしまいます。
代わって3代将軍となったのが 源実朝 です。実朝はあまり政治に関わらなかったため、北条時政が力を握っていきます。
その後、将軍の座を追われた 源頼家 も、幽閉先の伊豆修禅寺で殺害され、北条時政はより権力を増しました。
2代執権 北条義時の時代
時政の後、和田義盛を倒して 執権 の地位を確立した北条義時は、権力を更に固めていきます。
この義時の時代に、3代将軍実朝も、相模国の 鶴岡八幡宮 で、頼家の息子であった公暁により殺害されました。
頼家が殺された場所である、伊豆の修禅寺との区別をしっかりとつけましょう。
承久の乱で幕府が圧勝
西国を支配する 後鳥羽上皇 と東国を支配する 北条義時 の間で起こった戦いが 承久の乱 です。
結果は 北条政子 の檄を受け、先制攻撃を仕掛けた幕府の圧勝に終わりました。
戦いが起こった 1221年 という年号も、しっかり押さえておきましょう。
今回は、北条氏が権力を強めて、承久の乱が起きるまでを学習しました。
次回は、承久の乱以降、幕府がどうなっていったのか、を学んでいきましょう。
ここまでの内容を、練習問題で確認していきましょう。