高校日本史B
5分で解ける!鎌倉時代6 鎌倉時代の政治3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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鎌倉時代4・5(鎌倉時代の政治1・2)の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
鎌倉幕府の初代執権は、 北条時政 です。
時政は、娘の政子を初代将軍源頼朝に嫁がせ、間に生まれた子どもを次の将軍にします。
時政は幕府内で有力な他氏を排斥するとともに、自分の孫でもある2代将軍の 源頼家 を幽閉します。
頼家は1204年、幽閉されていた 伊豆修禅寺 で殺害されています。
3代将軍の 源実朝 が殺害された 鶴岡八幡宮 との区別をつけるようにしましょう。
問題2(2)
承久の乱の結果、幕府が大勝し、敗北した朝廷側にいた三人の上皇が配流されました。
そのうち、 隠岐 に流されたのは 後鳥羽上皇 です。
他には、土御門上皇が土佐に、順徳上皇が佐渡に流されています。
また、幕府は朝廷を監視し西国支配を確立するため、京都に 六波羅探題 を設置しました。
それまでは、京都守護というものが置かれていました。
初代六波羅探題が 北条泰時 と 北条時房 であることも押さえましょう。
そして承久の乱の後、新たに置かれた地頭を 新補地頭 といいます。
問題2(3)
3代執権北条泰時は、 1232年 に、最初の武家法である 貞永式目(御成敗式目) を制定しました。
貞永式目の基準には、武家社会の慣習などの 道理 と、頼朝以降の政治・裁判の 先例 がありました。
最初の武士のための法律として、しっかり押さえておきましょう。
次に、一問一答形式の問題で確認していきましょう。