高校日本史B
5分で解ける!鎌倉時代6 鎌倉時代の政治3(第3問)に関する問題

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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
鎌倉時代4・5(鎌倉時代の政治1・2)の確認テスト【正誤問題(○×問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3

御成敗式目(貞永式目)について、AとBの文がそれぞれ正しいか、誤っているかを判定する問題です。

Aの文は、正しい文(○)です。
文にあるように、貞永式目は、武家社会の慣わしである 道理 と、頼朝以来の政治・裁判の記録である 先例 を基準に作られたものです。
ちなみに、この後貞永式目に追加されていく法律は、 式目追加 と呼ばれます。

Bは誤り(×)です。
貞永式目は 武家法 であり、その対象は武士に限られます。
従来の律令や公家法、荘園の法律である本所法などを否定するものではなく、これらは貞永式目と同時に使われ続けていました。
問題3の答え


北条氏 が権力を握り、 承久の乱後幕府の支配力が西国にまで及び 、 貞永式目 などを作って支配力を固めていった、という流れを押さえておきましょう。

最後の問題は、二つの文の正誤を問う問題です。
元となったセンター試験では、両方合っていないと点数にならないので、そのつもりで解いてみましょう。