高校日本史B
5分で解ける!鎌倉時代9 鎌倉時代の政治6(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
鎌倉時代7・8(鎌倉幕府の政治4・5)の確認テスト【正誤問題(4択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
5代目の執権である北条時頼が行った政策についての正誤問題です。
誤っているものを1つ、選ぶ問題です。
①がさっそく、誤りの選択肢です。
優れた人を集めて合議制の評定衆を作った、という内容は正しいようにも見えますが、 評定衆を正式に創設したのは3代執権北条泰時 です。
5代執権の北条時頼は、④の選択肢にあるように、 評定衆を補佐して裁判事務を行う引付衆 を設置しました。
よって、④は正しい選択肢です。
残りの②・③も正しい選択肢です。
時頼は、後嵯峨天皇の子である宗尊親王を将軍に迎え、皇族将軍を擁立しました。
またその際、③にあるように、前将軍であった摂家の九条頼経を京都へ送還しました。
この③の内容は少し細かいので、判断できなかったとしてもOKです。
ちなみに、九条頼経のような摂家将軍を最初に擁立したのは、評定衆と同じく北条泰時でした。
鎌倉幕府の滅亡までを見てきました。
元寇以降の得宗専制政治が、他の人と差を付けるポイントになるので、がんばって覚えていきましょう!
今回も、最後は難しめの正誤問題にチャレンジしていきましょう。