高校日本史B
5分でわかる!惣領制
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この動画の要点まとめ
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惣領制
これでわかる!
ポイントの解説授業
武士の一門は惣領制
鎌倉時代の武家の中心は 惣領 (そうりょう)という人物です。
惣領は「一族の長」、と思ってください。例えば、北条氏という武家の惣領は特別に「得宗」とも呼ばれ、北条貞時などがいましたね。
武家の一族全体を「一門」と言い、惣領の下にいる、一門の他の人物を庶子といいます。
そして、この 惣領が幕府と主従関係を結び、地頭に任命され、御家人となる 、というわけです。
一門の相続は時代と共に変化
鎌倉時代、惣領の持つ土地を相続する時は、子どもたちに分けて相続する 分割相続 が主流でした。
しかし、分割による土地の細分化が難しくなり、鎌倉時代末期には 単独相続 が行われるようになっていきました。
今回から、鎌倉幕府の社会経済について扱っていきます。
社会経済というと難しく聞こえるかもしれませんが、「人々の生活」と置き換えて考えてみると、少し楽に臨めるのではないでしょうか。