高校日本史B
5分でわかる!政治機構の全体図
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この動画の要点まとめ
ポイント
室町幕府の政治機構の全体図
これでわかる!
ポイントの解説授業
大まかには鎌倉時代と同じような全体図
室町幕府も、今までと同じように「中央」と「地方」にそれぞれ分けて覚えていく必要があります。
室町幕府の「中央」は京都の室町という所です。
ちなみに、正確には、3代将軍足利義満が屋敷を置いた時から、室町を中央とした「室町幕府」と呼ばれるようになります。
室町幕府には、将軍の直轄軍である 奉公衆 (ほうこうしゅう)が置かれていました。
この奉公衆は、最初300人ではじまり、以後増えていくことになります。
中央には将軍を補佐する 管領 (かんれい)のもと、鎌倉幕府と同じように、侍所や政所が置かれました。
一方で地方には、重要な支配地である鎌倉に鎌倉府、九州に九州探題が設置されました。
そして、各国各地には、鎌倉時代と同様に守護・地頭が置かれていました。
全体像を見たところで、中央と地方の中身をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
今回から、足利尊氏が立てた 室町幕府 を詳しく見ていきましょう。
今回はその中でまず、「室町幕府の政治機構」を見ていきます。
鎌倉幕府の統治機構とどう違うのか、ということも意識しながら、まずは全体像を把握しましょう。