高校日本史B
5分で解ける!室町時代3 室町幕府の構造3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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室町時代1・2(室町幕府の構造)の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
問題2(2)
室町時代の守護に対して、年貢の半分を武士に分け与える権限を与えた法令を 半済(令) といいます。1352年に出されました。
また、幕府の命令の強制執行権である 使節遵行(権) や、土地の争いなどから起こっていた稲の強盗を取り締まる 刈田狼藉(検断)権 などによって、守護は力を増していきます。
このように権力やお金を得て成長した守護を、 守護大名 と呼びます。
問題2(3)
室町幕府の財源として、港の入港税を 津料 、関所の通行税を 関銭 と呼びました。
関銭は、貿易に対してかけられる 関税 と名前が似ていますが別物なので、注意しましょう。
これらは、幕府の直轄地である御料地が少なく、幕府が財源の足しにするために作ったものでした。
室町幕府が鎌倉に置いた役所を 鎌倉府 といいます。
鎌倉府の長官は 鎌倉公方 と呼ばれ、初代長官は足利基氏でした。
この鎌倉公方を補佐する役職を 関東管領 といい、上杉氏が世襲していきました。
京都の将軍と管領の関係と同じような支配構造で、ミニチュア幕府のような体制が敷かれていました。