高校日本史B
5分でわかる!争乱と一揆
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争乱と一揆
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ポイントの解説授業
応永の乱と正長の土一揆
1399年に起きた 応永の乱 では、幕府が、中国・北九州の六か国を支配していた 大内義弘 を討伐しました。
このときはまだ、義満が将軍を退きつつも政治を動かしていた時代です。
1428年 には、 近江坂本の馬借(運送業者)が蜂起したことをきっかけに、近畿一帯で徳政令(借金帳消し)を要求する一揆が起きました 。
これが 正長の土一揆 (しょうちょうのどいっき)です。
一揆というのは、一般庶民が武器を持って立ちあがること、と考えてください。
この正長の土一揆では、 土民たちが借金帳消しを求めて高利貸したちを襲いました 。
注意してほしいこととして、幕府などの権力者に対して政権交代などを迫ったものではなく、あくまで高利貸したちを襲った一揆であった、ということです。
結果として、正長の土一揆は鎮圧され、徳政令も出されませんでした。
室町時代は、多くの争乱や一揆が起きた時代でもありました。
ここでは、義満が将軍を辞めて以降に起きた 応永の乱 と 正長の土一揆 について学んでいきます。