高校日本史B
5分で解ける!室町時代7 室町時代の外交1に関する問題
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練習の解説授業
日明貿易の開始
朱元璋が建国したのは 明 です。
この朱元璋は、皇帝となって 洪武帝 と呼ばれます。
足利義満が中心となって、1404年に日明貿易が始まります。
この日明貿易では、正式な遣明船と海賊の 倭寇 とを区別するために、 勘合 と呼ばれる証票が使われました。
日明貿易の展開
義満が開始した日明貿易は、1411年、4代将軍足利義持が 朝貢 形式であることに反対したことで中断されましたが、1432年、6代将軍義教の時に再開されました。
日明貿易の実権は応仁の乱後、大名に移りました。
貿易の実権と利益を巡って、1523年、細川氏と大内氏が 寧波の乱 で争います。
そして、これに勝利した大内氏と博多の商人たちが、貿易を独占しますが、大内氏の滅亡とともに貿易自体が衰退していきました。
今回は、明との関係について学びました。
ここでは、次回学ぶ 朝鮮との関係との比較・区別がとても重要 となります。
まずは明との関係をしっかりと押さえ、次回の内容と混同しないようにしましょう。
最後に、練習問題で日明貿易について確認しましょう。