高校日本史B
5分でわかる!日朝貿易
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この動画の要点まとめ
ポイント
日朝貿易
これでわかる!
ポイントの解説授業
朝鮮が建国され、日朝貿易が開始
まず、 朝鮮 は、 李成桂 (りせいけい)が高麗を滅ぼして建国した国家です。
この朝鮮建国から間もなく、対馬の 宗氏 (そうし)の仲介で 日朝貿易 が始まりました。
朝鮮が、明と同じく倭寇に苦しめられる中で、宗氏が倭寇を押さえることで貿易が始まりました。
応永の外寇で一時衰退。再開するも三浦の乱でまたも衰退
しかし、しばらくするとまた倭寇が活動を再開します。
そこで、1419年に朝鮮軍が対馬を倭寇の根拠地とみなして襲撃する 応永の外寇 (おうえいのがいこう)が起きます。
そしてこの事件の後、貿易は衰退してしまいます。
貿易によって利益を得たい日本は嘉吉条約を結び、再び貿易が始まります。
しかし、再開された日朝貿易は、倭館の置かれた三浦で日本人が暴動を起こした 三浦の乱 (さんぽのらん)でまたも衰退しました。
宗氏の仲介で開始 、 応永の外寇で衰退 、再開するも 三浦の乱で再び衰退 、という流れをしっかりと押さえましょう。
前回は日明貿易を取り上げましたが、今回は日本と 朝鮮 の関係、 琉球 や 蝦夷地 との関係について見ていきます。
まずは朝鮮との関係から。前回の中国(明)との区別をしっかりと行っていきましょう。