高校日本史B
5分でわかる!日明・日朝貿易の輸出入品
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この動画の要点まとめ
ポイント
日明貿易と日朝貿易の輸出入品
これでわかる!
ポイントの解説授業
日朝・日明貿易の輸入品が大切! 明銭と木綿を押さえよう
日明貿易・日朝貿易で、それぞれどんなものを取引していたのか、比較しながら見ていきましょう。
まず、日本からの輸出品は日明・日朝貿易共に同じであり、銅や工芸品、他には硫黄や刀剣などもありました。
しかし、こちらはあまり重要ではありません。
重要なのは、輸入品です。
日明貿易で輸入していたものとして、特に 明銭 (みんせん)が重要です。
永楽通宝(えいらくつうほう)という明銭が多く輸入され、日本に多く流通し、経済の発展に大きく役立っていきます。
また生糸も輸入され、衣服に用いられました。
日朝貿易では、主に 木綿 が輸入されていました。
日本人はこれまで、主に麻の衣服を着ていましたが、この日朝貿易で木綿が輸入され、この後、段々と普及していくこととなります。
日本人の衣服が変わっていくきっかけになった、という点で、重要な輸入品です。
このポイントでは、日明貿易と日朝貿易の貿易品を、比較して見てみましょう。