高校日本史B

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5分でわかる!琉球・蝦夷地

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この動画の要点まとめ

ポイント

琉球・蝦夷地との関係

中世32 単語2 日明・日朝貿易の輸出入品中世32 ポイント1 日明・日朝貿易の輸出入品

これでわかる!
ポイントの解説授業
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ここでは、今の沖縄と北海道に当たる、 琉球 (りゅうきゅう)と 蝦夷地 (えぞち)との関係を見ていきましょう。
当時は、どちらも日本の一部ではなく、独立した地域でした。

尚巴志が建国した琉球王国は、中継貿易で発展

中世32 ポイント1 「琉球」の部分・縦棒つき地図なし

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琉球は、北山・中山・南山という三つの地域に分かれていました。
地図で見てみると、このような形です。

琉球の三地域
中世32 ポイント1 琉球の地図
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そんな中、1429年に、中山王の 尚巴志 (しょうはし)が三つの地域を統一して、 琉球王国 を建国します。
琉球王国は日本や中国や東南アジアとの 中継貿易 (ちゅうけいぼうえき、なかつぎぼうえき)で発展しました。
琉球王国は、日本、中国、東南アジアのちょうど中間に位置しています。
そのため、 各国から購入したものを別の国に売る、つまりモノを「中継する」という形で貿易を行い、利益を得る ことができたのです。

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室町時代にできた琉球王国は、この後、明治時代の初めくらいまで続いていくことになります。

蝦夷地のアイヌと交易するが、コシャマインの戦いが起きてしまう

中世32 ポイント1 「蝦夷地」の部分・縦棒つき

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今の北海道である 蝦夷地 には、南部に日本人(和人)が進出して港や館(たち)と呼ばれる貿易施設を作りました。
そして、蝦夷地に住む原住民の アイヌ たちと地元の品を取引していました。
しかし、取引の不平等や日本人の傲慢な態度によって原住民の アイヌ の怒りを買い、 コシャマインの戦い が起きました。
この戦いが起きた1457年は、応仁の乱の10年前に当たります。

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ちなみに、北海道を指す「蝦夷地(えぞち)」と同じ字で「蝦夷(えみし)」という単語が古代に出てきましたが、これは別物です。
古代の「蝦夷(えみし)」は「東北地方の人々」を指す単語です。
中世以降、「蝦夷」と出てきたら、基本的には北海道という土地のこと だと考えてください。

この授業の先生

黒川 広貴 先生

「どこがテストに出るの?」「どうやって覚えたらいいの?」「どうしたら点数がとれるの?」という疑問に答え、着実に点数を伸ばすための授業を展開。

琉球・蝦夷地
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