高校日本史B
5分で解ける!室町時代8 室町時代の外交2に関する問題
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
朝鮮が建国され、日朝貿易が行われた
高麗を滅ぼし、朝鮮を建国したのは 李成桂 です。
その朝鮮との日朝貿易は対馬の 宗氏 を介して行われました。
1419年の 応永の外寇で一度は衰退 しましたが、再開されます。
しかし、1510年に 三浦の乱 が起きてから、再び衰退していきます。
明から明銭、朝鮮から木綿を輸入していた
日明貿易の主な輸入品は 明銭 (銅銭)と生糸、日朝貿易では 木綿 です。
これらの輸入品によって、日本の経済や衣服が発展していくことになりました。
尚巴志が琉球を統一し、中継貿易を行った
今の沖縄に当たる琉球では、 尚巴志 が三山を統一して 琉球王国 を建国しました。
琉球王国は、 中継貿易 で発展しました。
蝦夷地ではアイヌの蜂起であるコシャマインの戦いが起きた
一方、今の北海道に当たる蝦夷地では、日本人と、原住民の アイヌ との間で貿易が行われていました。
しかし、蝦夷地に進出した日本人の圧迫に耐えかねたアイヌの蜂起である コシャマインの戦い が起きました。
ここまで、室町時代の外交について見てきました。
この辺りの内容は、江戸時代まで続いていく内容ですので、中国・朝鮮・琉球・蝦夷地それぞれの区別をしっかりとつけて、押さえておきましょう。
練習問題で、日朝貿易や貿易の輸出入品、琉球・蝦夷地との関係について、確認しましょう。