高校日本史B
5分でわかる!農業の発達
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農業の発達
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ポイントの解説授業
二毛作が全国に広まり、稲の品種改良も行われた
鎌倉時代には近畿・九州に留まっていた 二毛作 (にもうさく)が、室町時代には全国に広がります。
さらに、畿内を中心に 三毛作 (さんもうさく)も発達します。
ちなみに、二毛作では同じ土地で米と麦が作られましたが、三毛作ではそれに加えて、そばが植えられました。
また、稲の品種改良も行われ、早く稲が実る 早稲 (わせ)などが作られました。
中国から入ってきた大東米(だいとうまい)は、早稲の代表的な品種でした。
肥料は鎌倉時代と同様、 刈敷 (かりしき)や 草木灰 (そうもくかい)が使われました。
そのほか、人糞を堆肥として使う 下肥 (しもごえ)も、室町時代から一般的に使われるようになっていきました。
以前、鎌倉時代に農業や肥料が発展した、ということを学びました。
鎌倉時代から室町時代にかけて、農業は更に発達していきます。