高校日本史B
5分でわかる!鉄砲伝来

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この動画の要点まとめ
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鉄砲伝来
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ポイントの解説授業
鉄砲の伝来

1543年 、戦国時代の真っ只中のこと。
大隅(現在の鹿児島県)の 種子島 (たねがしま)に中国船に乗っていた ポルトガル人 が漂着します。
このポルトガル人が、日本の戦と歴史を大きく変える 鉄砲 をもたらしました。

島主の種子島時尭(たねがしまときたか)は漂着したポルトガル人から鉄砲(火縄銃)を2丁購入し、そのうちの1丁を本州に送ります。
この1丁の鉄砲を分解して仕組みを理解したことで、日本でも鉄砲の製造が始まりました。
和泉(現在の大阪府)の堺、近江(現在の滋賀県)の国友(くにとも)、紀伊(現在の和歌山県)の根来(ねごろ)などに、鉄砲鍛冶が集まって、鉄砲を製造していたようです。

また、これを機に日本はポルトガルと貿易を開始します。
その後に始まったイスパニアとの貿易と合わせて、 南蛮貿易 (なんばんぼうえき)と呼ばれます。

種子島の位置は、地図でしっかりと押さえておきましょう。

テキストの地図には種子島しか書き入れられていませんが、堺、国友、紀伊の位置も、映像を見ながら確認してみるといいでしょう。

では、具体的にどんな人たちや物が日本のどこにやってきたのか、見ていきましょう。