高校日本史B
5分でわかる!文禄の役
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文禄の役
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ポイントの解説授業
一回目の朝鮮出兵、文禄の役
天下統一を成し遂げた秀吉は、新たな領地の獲得のため、朝鮮に狙いを定めました。
支配下に入るよう朝鮮に使者を送りましたが、拒否されたため朝鮮出兵が始まります。
1592年から始まる1回目の朝鮮出兵を 文禄の役 (ぶんろくのえき)と呼びます。
文禄は日本の年号ですが、朝鮮の暦から壬辰倭乱(じんしんわらん)ということもあります。
秀吉は、加藤清正・小西行長らを先方軍として朝鮮に派遣しました。
総大将である自らは、肥前(今の佐賀県)の名護屋(なごや)で指揮をとりました。
秀吉によって大軍が派遣されますが、苦戦を強いられます。
戦いの中では、朝鮮の将軍である 李舜臣 (りしゅんしん)と、彼が率いる亀甲船が活躍しました。
また、祖国を守るために戦いに参加した朝鮮の義兵の士気が高く、朝鮮の味方をした中国(明)の軍からも強い抵抗を受けました。
結局、出兵は上手くいかないまま、講和の交渉が行われます。
しかし、なおも朝鮮の服属を要求する秀吉はこれを良しとせず、朝鮮出兵はさらに続くことになります。
今回は、豊臣秀吉が天下統一後に行ったできごとである、 朝鮮出兵 を中心に扱っていきます。