高校日本史B
5分で解ける!織豊政権6 豊臣秀吉3(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
織豊政権4・5(豊臣秀吉1・2)の確認テスト【正誤問題(四択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
今回のように、選択肢から正しいものを選ぶ問題が出てきたとき、正しいものがぱっと分かる場合はすぐに答えにたどり着くことができます。
今回は、②の選択肢が正解です。
壬辰・丁酉とは、朝鮮の年号から取った名前です。
日本の年号からとると「 文禄・慶長の役 」ですが、朝鮮側からすれば、「 壬辰・丁酉倭乱 」となるわけです。
名前が違うだけで、同じ戦いを指しています。
①は、当時の中国王朝が清ではなく 明 ですから間違いです。
清は、明の後に出来た王朝です。
③は、朝鮮水軍を率いた人物が 李成桂 ではなく 李舜臣 ですから誤り。
李成桂は、1392年に朝鮮を建国した人物でしたね。
④は難しいですが、誤りです。
日本軍は、1回目の 文禄の役 の時に、漢城まで攻め入って占領していますが、慶長の役の時にはそこまで攻め入っていません。
今回は、④の選択肢の判断をつけるのがとても難しいので、②を自信を持って○にできるかどうか、がポイントでした。
秀吉の戦いは、
①信長の跡を継ぐための戦い :山崎の戦い、賤ヶ岳の戦い、小牧・長久手の戦い
②全国統一の戦い :四国、九州、小田原・東北の平定
③統一後の朝鮮出兵 :文禄の役、慶長の役
このように、大きく三つに分けて捉えると良いでしょう。
最後は、センター試験で出された問題に挑戦してみましょう。