高校日本史B
5分でわかる!貿易家と日本町
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
貿易家と日本町
これでわかる!
ポイントの解説授業
朱印船貿易で活躍した商人たちは、都市とともに覚えよう
実際に朱印船貿易で名を上げた商人を紹介します。
なお、商人が出てきたら、町の名前と共に覚えるようにしましょう。
京都の 角倉了以 (すみのくらりょうい)は、大堰川や天竜川といった、川の治水事業などにも活躍した商人です。
同じく京都の茶屋四郎次郎(ちゃやしろうじろう)は、 生糸を販売する特権を持つ糸割符仲間 に名を連ねていました。
他にも、大坂の平野という町にいた末吉孫左衛門(すえきちまござえもん)、長崎の末次平蔵(すえつぐへいぞう)も合わせて覚えましょう。
日本人が多く住む日本町で活躍した山田長政
東南アジアで貿易を行う日本人のほかに、そのまま現地に移住して、町をつくる日本人もいました。
こうして日本人が作った町を 日本町 (にほんまち)と呼びます。
中でも、アユタヤ(シャム(今のタイ)の首都)の日本人長の長となった 山田長政 (やまだながまさ)はシャムの国王からも気に入られます。
そして、リゴールという町のリーダーである太守(たいしゅ)にまでなりました。
朱印船貿易には多くの商人が関わっていました。
ここでは、そのなかから特に有名な商人を紹介します。