高校日本史B
5分で解ける!江戸初期の政治7 家光の時代と初期外交1に関する問題
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練習の解説授業
朱印状を持つ船のみが貿易を行った
朱印船貿易では、渡航許可証である 朱印状 を得た商人たちが、東南アジアで明との出会貿易を行いました。
この朱印状を持つことで、海賊(倭寇)ではないと認められ、貿易を行うことができました。
この貿易では、主に 銀 が輸出され、 生糸 を輸入していました。
ちなみに、江戸時代までの中国との 日宋貿易や日明貿易では、銅銭を輸入することが多くありましたが、日本でもお金が作れるようになってきたため、銅銭の輸入はなくなっていきました 。
朱印船貿易家と日本町、まずはそれぞれで一番有名な商人を押さえよう
朱印船貿易で活躍した 角倉了以 は、 京都 の商人です。
国内でも、治水事業などで名を残しています。
商人は、必ず町の名前と共に覚えましょう。
アユタヤ(現在のタイであるシャムの首都)の日本人町の長で、王室にも重用されたのは 山田長政 です。
山田長政は、のちにリゴールの太守にもなっています。
鎖国の前、日本人が海外に行ってどういうことをしていたのかを見てきました。
今度は、外国人が日本に来る話、そして鎖国の話、と繋がっていきます。
朱印船貿易と海外に出た日本人について練習問題を解きましょう。