高校日本史B
5分で解ける!江戸初期の政治8 家光の時代と初期外交2に関する問題
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練習の解説授業
朝廷に影響力を出した紫絵事件
1627年に起きた 紫衣事件 をきっかけに幕府の許可を得ずに明正天皇に譲位したのは 後水尾天皇 です。
ちなみに、紫衣の勅許を無効にした幕府に抗議して流罪となった沢庵は、漬物の沢庵の創始者とも言われることがあります。
絵踏で隠れキリシタンを捜索
1629年からは、禁教令の徹底のために、国内の隠れキリシタンを探す 絵踏 が行われるようになりました。
鎖国への道を歩んでいく
秀忠が没した後、家光は海外渡航や貿易に制限を掛ける 鎖国令 をたびたび出しました。
1633年には、 奉書船 以外の海外渡航を禁じ、1641年には、当時、ヨーロッパの中で唯一取引をしていたオランダの商館を、長崎の 出島 に移しました。
九州で起きた反乱に、老中が出張って鎮圧
1637年、天草四郎時貞を中心に 島原の乱 が起こりました。
島原・天草の農民が起こした反乱でしたが、最終的に幕府は老中松平信綱を派遣して鎮圧にあたることになりました。
鎖国のところは、同じような話が続きますが、「何年に何があったのか」をしっかりと押さえましょう。
どういう順番で鎖国体制を作っていったのか、改めて確認してください。
今回の練習問題は、学んできた内容のうち、ほんの一部しか取り上げていません。
より深い理解のために、改めて自分で、まとめて年表形式で書き直して覚えることをお勧めします。