高校日本史B
5分で解ける!江戸初期の政治9 家光の時代と初期外交3(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
江戸初期の政治7・8(家光の時代と初期外交1・2)の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
秀吉の時代から始まった中国(明)との出会貿易では、幕府の船と海賊の船を区別するために 朱印状 (しゅいんじょう)をたずさえた船による取引が行われていました。
この貿易を 朱印船貿易 と言います。
朱印船貿易では主に 生糸 を輸出し、 銀 を輸入していました。
中国産の生糸はとても質がよく、白糸と呼ばれ日本で人気があり、高く取引されました。
問題1(2)
幕府は キリスト教 の禁教と貿易利益の独占のため、1624年に イスパニア(スペイン) 船の来航を禁じました。
ついで1633年には、老中が出した老中奉書を持つ 奉書船 (ほうしょせん)以外の日本船の海外渡航を禁止しました。
ちなみに、「来航」は外国船が日本に来ること。「渡航」は日本から外国に向けて船を出すことです。
ごちゃ混ぜにしないよう、注意しましょう。
問題1(3)
1637年、島原・天草の圧政に抵抗するため、 天草四郎時貞 (あまくさしろうときさだ)を大将として原城を占拠する 島原の乱 (しまばらのらん)が起こりました。
幕府は、老中松平信綱(まつだいらのぶつな)を派遣して島原の乱を鎮圧しました。
この1637年は、鎖国令が出され、様々な鎖国政策が行われていた真っ只中にあたります。
家光の時代や江戸の初期貿易、鎖国政策などについて、確認テストをやっていきましょう。
特に外交関係では、短い期間の間に様々な変遷があったので、時系列順を間違えやすいところでもあります。
全体の流れを上手くつかみましょう。