高校日本史B
5分で解ける!江戸初期の政治12 家光の時代と初期外交6(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
江戸初期の政治10・11(家光の時代と初期外交4・5)の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
幕府は島原の乱後、キリスト教徒を根絶するため、 民衆を寺院に檀家(だんか)として登録 させる 寺請制度 (てらうけせいど)を設けました。
そして登録した民衆に対して、所属宗派を明らかにする 宗門改め (しゅうもんあらため)を実施しました。
この結果出来上がった帳簿は 宗旨人別帳 (しゅうしにんべつちょう)あるいは宗門改帳(しゅうもんあらためちょう)などと呼ばれ、 一種の戸籍として機能しました 。
寺を通じて、人民を統制していたということです。
問題1(2)
幕府は 農民の没落を防ぎ、年貢や諸役を確実に徴収する法令 を定めました。
1643年には 田畑永代売買禁(令) (でんはたえいだいばいばいのきん(れい))を出して土地の売買を禁止します。
また、1673年に 分割相続による田畑の細分化を防ぐため 、 分地制限令 を出しました。
これは、一般的に10石に満たないような小さな土地については分割を禁止する内容です。
ちなみに、この時の将軍は、家光から4代家綱に代わっていました。
問題1(3)
幕府は、朝鮮と対馬藩の 宗氏 (そうし)を介して貿易を行いました。
朝鮮からは新将軍就任の慶賀などのため、 (朝鮮)通信使 が日本に来航しました。
ちなみに、通信使は当初、豊臣秀吉の朝鮮侵略時に日本に連れて来られていた大量の捕虜の返還が目的でした。
徳川家光の治世を中心として、農民・大名統制や、「四つの口」での貿易について、確認していきましょう。
まずは問題1、穴埋め問題です。