高校日本史B
5分でわかる!鉱業
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この動画の要点まとめ
ポイント
鉱業
これでわかる!
ポイントの解説授業
各地にある鉱山は非常に重要! 場所と採れる物をしっかり覚えよう!
江戸時代は、金・銀・銅が貨幣として通用していた時代です。
そのため、鉱山には非常に重要な価値があり、明治以降の日本の産業の歴史にも大いに関わってきます。
また、 鉱山の所在地については現在の都道府県名でもしっかり覚えておくことが必要 です。
代表的なものとして五か所をしっかりと押さえておきましょう。
まずは、新潟の 佐渡相川金山 (さどあいかわきんざん)、兵庫の 但馬生野銀山 (たじまいくのぎんざん)、島根の 石見大森銀山 (いわみおおもりぎんざん)は、それぞれの旧国名(佐渡・但馬・石見)と一緒に覚えましょう。
これらの金山・銀山は、江戸の最初の100年ほどでほぼ取り尽くされたと言われています。
栃木の 足尾銅山 (あしおどうざん)や愛媛の 別子銅山 (べっしどうざん)は、特に明治時代以降にも重要となります。
そして、重要なポイントとして、別子銅山のみは住友家の所有でしたが、それ以外は 幕府直轄(直接管理下)の鉱山でした 。
金・銀・銅のほとんどを独占したことにより、幕府は圧倒的財力を確保し、長期的に安定した政権維持を可能とした のです。
実際に、江戸時代には、農民の一揆を除いて、1837年の大塩平八郎の乱までは、大きな反乱は一度も起こっていません。
3つめのポイント、金・銀・銅をとる、鉱業についてです。
上のポイントで太字ばかりが並んでいるように、とても大事な内容です。