高校日本史B
5分で解ける!江戸時代の社会経済3(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
江戸時代の社会経済1・2の確認テスト【一問一答問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
(1)は農民負担に関する問題です。
原則として米を納める、メインの本年貢に当たる農民の税負担を 本途物成 (ほんとものなり)といいます。
それ以外の、米以外で納める雑税に当たる農民の税負担は 小物成 といいます。
C・Dのような土木作業などの労役負担を、古くから夫役(ぶやく)と言いました。
このうち、江戸時代に国ごとに割り当てられた夫役を 国役 (くにやく)といいます。
また、街道周辺の村人の人馬提供義務を 助郷役 (すけごうやく)、または 伝馬役 (でんまやく)といいました。
単語だけでなく、中身もしっかりあわせて覚えていきましょう。
問題2(2)
農村組織において、農民が連帯責任を負う制度を 五人組 といいます。
この5人は、 本百姓5人のことであり、小作農である水呑百姓などは含まない ということに注意してください。
農民の共同労働形態を もやい 、あるいは 結 (ゆい)などといいます。
農村のルールや罪を犯したときなどに、仲間たちから受ける交際断絶の処罰は、 村八分 (むらはちぶ)といいました。
問題2(3)
(3)は商品作物について。
四木は、 茶・楮・漆・桑 のことです。
楮は紙の原料、漆は漆器の釉薬用、桑は生糸を作るための蚕のエサとして用いられました。
三草のうち染料として使われたのは、 紅花・藍 です。
問題2(4)
現在の新潟県に存在した、近世の当時の代表的な金山は、 佐渡相川金山 です。
ここから得た金が、幕府の重要な財源となりました。
問題2、一問一答問題を通して理解を深めていきましょう。