高校日本史B
5分で解ける!江戸時代の社会経済6(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
江戸時代の社会経済4・5の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
手工業の経営形態は、17世紀には農村家内工業が一般的でした。
18世紀には 問屋制家内工業 (といやせいかないこうぎょう)が、19世紀にはマニュファクチュアとも呼ばれる 工場制手工業 (こうじょうせいしゅこうぎょう)が発達しました。
工場制手工業は、皆で集まって一緒に別々の作業をする「分業」と「協業」がキーワード でもあります。
問題1(2)
(2)は陸上交通に関する問題です。
街道には、旅宿施設として 宿場(宿駅) が設けられます。
ここに設けられた宿のうち、大名専用のものを 本陣 (ほんじん)といいました。
一方、一般客用の宿は旅籠(はたご)と呼ばれます。
ちなみに、宿場は東海道には53か所あり、最も多いのは中山道の67箇所でした。
また街道には江戸への「入鉄砲に出女」などを取り締まる 関所 が設けられ、通行手形がないと通過できませんでした。
問題1(3)
今度の(3)は、海上交通に関する問題です。
江戸時代には、海上交通として 河村瑞賢 (かわむらずいけん)が整備した東廻り航路・西廻り航路が利用されました。
また、江戸と大坂を往復する航路を 南海路 といいます。
この航路では初め 菱垣廻船 (ひがきかいせん)が使われましたが、その後、樽廻船(たるかいせん)がより多く就航するようになりました。
今回は、江戸時代の社会経済のうち、工業や交通の内容について、確認テストを行っていきましょう。
まずは問題1、穴埋め問題を通して理解を深めていきましょう。