高校日本史B
5分で解ける!江戸時代の社会経済7に関する問題
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解説
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練習の解説授業
集めた物資を保管して流通させる蔵屋敷
年貢米や、特産物を集め、問屋などに販売する倉庫のような場所を 蔵屋敷 といいます。
その蔵屋敷には、モノを担当する蔵元や、会計を担当する 掛屋 と呼ばれる商人がいて、蔵屋敷に集まる蔵物を管理・販売していました。
市場・問屋
こうして流通した様々なモノは、大坂 堂島の米市 や、江戸 日本橋の魚市 などの卸売市場で販売されました。
他にも、大坂では 雑喉場の魚市 や 天満の青物市 、江戸では 神田の青物市 などの卸売市場が発展しました。
そして、問屋仲間の連合組織として、江戸の 十組問屋 や大阪の 二十四組問屋 が現れました。
以上、物資の流通について見てきました。
聞いただけだと覚えにくい内容ですよね。
そこで、ポイント1で出てきた、 生産者である農民から消費者たる市民に品物が渡るまでの流れを、ぜひ自分で白紙にチャートで書いてみてください 。
そうすると、一気に覚えられるかもしれません!
今回学んできた、モノの流れと市場・問屋について確認していきましょう。