高校日本史B
5分で解ける!三大改革2に関する問題
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練習の解説授業
田沼意次の時代
田沼意次は経済活動の活発化を目指し、 株仲間 を広く奨励します。
また、銀貨でありつつ数を数えて使うことのできる「計数銀貨」である 南鐐二朱銀 を発行したりしました。
1782年から数年間、 天明の大飢饉 がおこり、多数の餓死者が出ました。
「赤蝦夷風説考」を献上した仙台藩の 工藤平助 の意見を取り入れ、 最上徳内 らが蝦夷地探検に派遣されます。
この後、蝦夷地(北海道)探検に関しては近藤重蔵(こんどうじゅうぞう)、間宮林蔵(まみやりんぞう)といった人物も出てくるので、混乱しないよう注意してください。
1787年、正確には田沼意次が失脚した後ですが、各地で 天明の打ちこわし がおきます。
「打ちこわし」とは、民衆が金融業者や商人などを襲う暴動のことです。
詳しくは、また別の授業で扱いますので参照してください。
以上、 田沼意次の時代 を見てきました。
商業政策、すなわちお金関係の政策と、飢饉などによって人々の生活が苦しくなったことを覚えておきましょう。
今回学んできた、田沼時代について練習問題で確認していきましょう。