高校日本史B
5分で解ける!三大改革3(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
三大改革1・2(享保の改革~田沼時代)の確認テスト【正誤問題(4択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
相対済し令 (あいたいすましれい)は 徳川吉宗の時代、享保の改革のときに出されたもの です。
借金トラブルについては幕府の裁判所(評定所)では扱わず、当事者同士で解決する、としたものです。
①「相対での解決を 禁止する 」というのは、真逆の内容ですので誤りです。
しっかり読めば引っかからないと思います。
②の、「札差からの借金を破棄する」というのは、このあと寛政の改革で出てくる棄捐令(きえんれい)の内容です。
よって、誤りです。
③も、①と同じく間逆の内容です。
金銭貸借に関する訴訟を 評定所に扱わせない のが相対済し令です。
よって、誤りです。
④は正しいといえます。
金銭トラブルを当事者同士で解決させることで、それ以外の裁判にも手が回るようにしたのです。
一問一答レベルで単語を覚えるだけではなく、ある単語がどういう内容なのか、 他の人に説明できる程度まで理解をしておく ことが大切だと、実感できる問題だったのではないでしょうか。
以上、享保の改革から田沼時代までを見てきました。
三大改革のどの時代に何が起こったのか、しっかり判断できるようにしておきましょう。
問題3、4択の正誤問題に挑戦してみましょう。