今回学んできた寛政期の諸藩の改革と、農民の抵抗について確認していきましょう。

寛政期には諸藩で藩政改革が行われました。
成果を上げた米沢藩の 上杉治憲 や秋田藩の佐竹義和らは名君とされました。

村役人の不正を追求する貧農・小百姓らの運動である 村方騒動 や、重い税負担などに対して農民が領主などを襲う 百姓一揆 が各地で行われました。
米価の高騰などが原因となって、江戸などの都市部で 打ちこわし が行われました。

今回は、農民の抵抗を中心に見てきました。
この話をなるほど、と思いながら、 政治の流れの中で一揆や打ちこわしが出てきたときに、どんな話だったか思い出せるように しておきましょう。