高校日本史B
5分で解ける!三大改革6(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
三大改革4・5(寛政の改革と農民の抵抗)の確認テスト【正誤問題(4択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
①「村役人や商人を襲って居宅を打ちこわすことはなかった」とあります。
しかし、 江戸時代を通して全体で約3000件ほどあった百姓一揆 のなかで、そういったことが一件もなかったとは言いづらいですね。
すこし迷うかもしれませんが、結論としては誤りです。
②について、 幕府の権威は江戸開幕当初がもっとも強く、幕末に向かって徐々に低下していきました 。
幕府の権威が弱まれば、一揆なども起きやすくなります。
そのため、百姓一揆を含む抵抗運動の件数は、時代が進むに連れてむしろ増加していったと考えるのが自然です。
よって、②も誤りです。
③は、惣百姓一揆と代表越訴型一揆が逆になっているので、誤りです。
17世紀には代表越訴型一揆が多かったのが、18世紀になると惣百姓一揆が増えた のでした。
④は正しいです。
幕末期には、世直し一揆が増えていきました。
特に①②を自信をもってバツにするのは少し難しかったかもしれません。
しかし、④が正しいことが分かれば解けるので、正しい答えを選べるように、しっかりとした知識を身につけておきましょう。
寛政の改革 と 農民の抵抗 について見てきました。
百姓一揆 関連は、現代の言葉が多く、覚えづらいという人が多いです。
図録・資料集などを見ながらしっかりイメージを整理して、得意にしてしまいましょう。
問題3、一揆についての4択の正誤問題に挑戦してみましょう。