高校日本史B
5分で解ける!三大改革7に関する問題
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海外との関係が大きく揺れ動いた大御所時代
1804年、ロシア使節の レザノフ が長崎に来航し通商要求を行いましたが、幕府は拒否しました。
その後、いったん幕府は文化の薪水給与令を出して、外国船に少しやさしく、という形の方針を出します。
イギリス船が長崎湾内に侵入した フェートン号事件 や、ロシア人を捕縛した事件である ゴローニン事件 をきっかけに、今までの方針の転換が図られ、1825年に 異国船打払令 が出されました。
1837年、大坂で、陽明学者でかつ幕府の元役人であった 大塩平八郎 (おおしおへいはちろう)が反乱をおこしました。
同じ年に、モリソン号事件が起きます。
アメリカ商船のモリソン号を問答無用で打ち払ったことを批判し、『慎機論』を著した 渡辺崋山 や『戊戌夢物語』を著した 高野長英 らが 蛮社の獄 で弾圧されました。
渡辺崋山はテストでよく書かされます。漢字に注意しましょう。
以上、大御所時代を見てきました。
この時期には外国船が次々とやってきて、幕府は大騒ぎとなります。
しかし、きちんとした政治ができていなかったこともあり、適切な対応が取れたとは言い難い状態でした。
今回学んできた大御所時代について確認していきましょう。