高校日本史B
5分で解ける!三大改革8に関する問題

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この動画の問題と解説
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解説
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練習の解説授業
失敗に終わった天保の改革

水野忠邦が天保の改革を行い、物価の引き下げを目的に 株仲間の解散 を命じたり、 上知令 を出して江戸・大坂周辺の土地の直轄化を図ったりしました。
しかしながら、改革は失敗に終わりました。
諸藩の改革

天保期から諸藩でも改革が行われます。
薩摩藩では下級武士から登用された 調所広郷 が砂糖の専売制を打ち出したり、大名の島津斉彬が鹿児島に 反射炉 を建造し大砲製造を行いました。
反射炉は鉄の精錬のための装置で、これにより洋式の鉄製大砲の鋳造が可能になりました。
この反射炉は、肥前藩でも作られました。

長州藩では、藩士の 村田清風 が委託販売などを行う 越荷方 を設置しました。
この越荷方によって長州藩は大きく財政を建て直し、雄藩として成長していきます。
練習の答え


以上、 天保の改革 と 薩摩・長州・肥前・土佐の改革 について見てきました。
雄藩の改革は、最終的には倒幕に向かい、明治の時代につながっていきます。

今回学んできた、 天保の改革 と 薩摩・長州・肥前・土佐の改革 について確認していきましょう。