高校日本史B
5分で解ける!三大改革9(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
三大改革7・8(大御所時代・天保の改革・諸藩の改革)の確認テスト【正誤問題(4択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
①の1792年に、根室に来航し、漂流民の大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)を届けると共に通商を要求したのは ラックスマン です。
このとき、幕府は長崎の入港許可証を渡して帰国させています。
よってレザノフの部分が誤りです。
②の1804年に、長崎に来航し通商を要求しましたが幕府にすげなく扱われたのは、①で出てきた レザノフ です。
幕府はこの後、レザノフの部下に蝦夷地の拠点が砲撃を受けたことなどもあり、文化の薪水給与令を出すことになります。
ゴローニンの部分が誤りです。
ちなみに、ゴローニンは1804年よりも後に、北方領土の国後島で捕えられた人物です。
③は正しいです。
フェートン号は長崎湾内に侵入し、燃料や水・食料などを要求して暴れたイギリス船でした。
④は誤りです。
モリソン号はイギリス船ではなく アメリカ船 です。
ちなみにフェートン号はイギリス船です。
外国船はどこの国の船かまできちんと押さえておきましょう。
例えば、江戸幕府が開かれる直前にやってきたリーフデ号はオランダ船、更に前、秀吉の時代にやってきたサン・フェリペ号はイスパニア船でした。
以上、大御所時代・天保の改革を見てきました。
次回からは遂に「開国」が行われる激動の時代に入っていきます。
その前に、 外国船の事件とそれに対する日本の対応 をそれぞれしっかり確認しておきましょう。
問題3、4択の正誤問題に挑戦してみましょう。
正しいものを1つ選ぶ問題です。