高校日本史B
5分で解ける!開国3(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
開国の確認テスト【正誤問題(4択)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
ペリーの最初の来航は1853年です。それを踏まえて、選択肢を見てみましょう。
①は正しいです。ただ、直接的にこれを正解とする自信がなかったとしても、他の選択肢を見て誤りだと判断できればOKです。
②は誤りです。異国船打払令はペリー来航よりもかなり前の話です。年号でいうと1825年。ゴロ合わせで覚えるとすれば、「一発ゴン(1825)と打ち払え」などがよいでしょう。
③は誤りです。渡辺崋山らが処罰されたのは蛮社の獄です。これは、選択肢②の異国船打払令を受けてアメリカ商船が打ち払われた、モリソン号事件(1837年)に対する批判がきっかけでした。
年号を覚えていなかったとしても、時代の流れから、誤りだと判断できます。
④は誤りです。アメリカに対して領事裁判権を認めた条約は、日米修好通商条約です。これは、1858年に締結されました。
日米和親条約と、日米修好通商条約を混同しないようにしましょう。
繰り返しになりますが、①を正答として選び出すのは少し難しいかも知れません。②、③、④の選択肢を、しっかり根拠を持って消去する力が重要です。
日米和親条約と日米修好通商条約、混同しやすい部分です。「開港されたのはどこだったか」「不平等条約の内容は?」など、しっかり整理しておさえておきましょう。
問題3、4択の正誤問題に挑戦してみましょう。