高校日本史B
5分でわかる!徳川慶喜の時代
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この動画の要点まとめ
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徳川慶喜の時代
これでわかる!
ポイントの解説授業
孝明天皇の死から大政奉還へ
倒幕を目論む薩摩・長州は、大義名分を得るため、天皇からの討幕命令を欲しがっていました。
しかし、当時の孝明天皇はそれを出しませんでした。
1866年、孝明天皇が死去すると、それを継いだ明治天皇が、討幕の密勅を出しました。
その背景には、公家の岩倉具視の尽力があったといわれます。
遂に討幕の密勅が出されたわけですが、それと同じ日、15代将軍・徳川慶喜は、大政奉還を行い、自ら将軍職を天皇に返上してしまいました。
徳川慶喜は、先んじて幕府を無力化してしまうことで、討幕運動が全面戦争に至るのを回避しようとしたわけです。
1603年に徳川家康が征夷大将軍になって以降、250年以上続いた江戸幕府ですが、1867年、15代将軍・徳川慶喜によって、その幕を閉じることになりました。
今回はいよいよ、江戸幕府の滅亡を見ていきます。14代将軍・家茂の死去により、徳川慶喜が15代将軍となっています。
まずは1つめのポイント、大政奉還に至るまでについてです。