高校日本史B
5分でわかる!新政府の動き
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この動画の要点まとめ
ポイント
新政府の動き
これでわかる!
ポイントの解説授業
「五箇条の誓文」と「五榜の掲示」!
1868年3月、五箇条の誓文が表明されました。
これは、天皇が神に誓う形で、政府の方針を明らかにしたものです。
また同時期に、五榜の掲示が出されました。
これは、政府から庶民へ向かって告知されたものです。
この五榜の掲示の内容としては、江戸時代に引き続き、キリスト教禁止が定められていたことをおさえておきましょう。
変革される政治体制!
その後、政体書が発布され、政治組織として、太政官制が採用されることになります。
太政官制は、古代律令体制で使われていたものです。
9月には年号が、「慶応」から 「明治」 に改元されます。天皇一代につき一つの年号を定めるという「一世一元の制」も、この時に定められました。
さらに、京都にあった天皇の御所も東京に移り、日本の都は東京となりました。
794年の平安遷都以降、1868年まで1000年以上の間、日本の都はほぼ一貫して京都にありました。それが、ここでついに遷都の時を迎えたというわけです。
2つめのポイント、明治新政府の政治体制構築についてです。
新政府は、戊辰戦争と同時並行して、政治体制の刷新を行っていました。