今回学んできた、明治初期の地方の政治制度・中央の動き・身分制度について確認していきましょう。

1869年に版籍奉還が行われましたが、旧大名は知藩事として引き続き藩政に当たりました。

1871年、廃藩置県が御親兵の武力を背景に行われ、旧大名の代わりに中央から派遣された府知事や県令が政務に当たりました。

1871年10月、岩倉遣外使節が条約改正と欧米視察のために渡航しました。

近世の身分制度が撤廃され、四民平等の世の中となり、それまでの武士は士族に、「農工商」の人々は平民になりました。

版籍奉還と廃藩置県の違いについては、混同しやすいので、しっかり整理しておきましょう。